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Sep 8, 2015

自社のホームページを作るときの心得?「オープンソースという考え方」を紹介します。

このブログは地方の中小企業の経営者様や担当者様を対象していますが、今回はオープンソースという考え方を紹介します。

インターネット界隈には、オープンソースという考え方・・・というか文化があります。

ソースというのは、ブルドッグとかオタフクのあれではなくて、プログラムのことをいいます。

新聞記事の元ネタのことをニュースソースとかいいますよね。
同じように何かしらのシステムがあったとして、それを動かすために組み上げられたプログラムのことをソース(正しくはソースコード)といいます。
このソースを、文字通りオープンにして、みんなで使いましょう。
という考え方が「オープンソース」です。

本来は、システムをつくるための材料である「プログラム」は、作った人だけが知り得るもので、それを独占することで利益を得たり、優位性を得たりするものだと思います。それを、インターネットなどで公開して、みんなで使ってもらったり、技術のある人にもっとよいカタチに改良してもらおう!という考え方がオープンソースです。
例えば、ラーメン屋さんが秘伝のスープのレシピを全部公開するようなものです。

こんな話をすると

  • 独占しておけば儲かるのになんでそんなことを?
  • そんなことをして商売は大丈夫なの?
  • ビジネスが成り立つの?

なんて思われる人がいると思います。
でも、実際に今現在インターネットを支えている技術はほとんどがオープンソースで配布されていて、だれでもが利用できるものです。

私のようなヲタクが、細かい技術の話をすると長くなるので、端折りますが、インターネットが急速に普及してきた背景には、そこに関わる技術者たちに根付いている「オープンソース」という考え方、というか文化があるのです。

基本的な考え方はこうです。

  • 便利なものを作ったら、そのサービスだけでなく、作り方も全部公開します。
  • それを手に入れた人は、つかってみて、「もっとこうしたほうがいいな」と思ったら自由に手を加えてなおします
  • 手を加えて便利になったら、それをまた公開して、みんなにつかってもらいます。

この連鎖により、誰かがつくった小さいサービスがどんどん拡大していき大きなシステムになっている。という流れができあがっています。
また、これは主に技術者たちの文化の話なので、この流れのなかで、ビジネスチャンスも現れます。

例えば、インターネットにおけるホームページなどはその代表です。
インターネットという環境があって、そこで使われる技術は、基本オープンソースという文化にささえられて、技術ヲタクたちの手によってどんどん発展していきます。
そうしたなかで、誰かがつくったホームページ上でメールフォームを実装するシステムをつかって、お店の商品の申し込みシステムつくった人がいたり。
天気予報の情報をホームページに組み込んで調べられるようにした人がいたりとか、、、そういう事があって、
インターネットが技術者だけのものではなく、一般の人も調べ物をしたり買い物をしたりする場になってきました。
こうなると、一般の人を相手に商売をする人たちが、この中で商売をしたいと思いはじめます。
そして、そういう商売人達に必要になるのが自社のホームページであり、では、そのホームページを作る技術を持っている人にお願いしよう。という流れになったわけですね。

で、

突然なんでこんな話をするかというと、このオープンソースという考え方が、これから他の業界でも出していけたらいいなという事がお話したかったのです。

ホームページをつくっていると、そこに載せる情報をケチる人がいます。
うちの技術を詳しく書くと、ライバル企業が真似をするんじゃないかということを恐れて、商品紹介のページやサービスの紹介ページを非常に大雑把&曖昧にしか出さないとか。。です。

でも、原点に立ち返って、なんのためにホームページをつくるのか?を考えると、それはお客様に商品を紹介したいとか、お客様に申し込みをしてほしいとか、のためにやっているわけです。
ライバル企業がみてもわからないようにわざと曖昧にふんわり書いた情報を、お客様が見たとして、申し込みをするでしょうか。
しないですよね?

なので、まずは出せるものは全部出す。
もちろん、ほんとに出したら致命的な部分もあるとは思いますが、まずはホームページではお客様に信頼してもらうためには、なるべく詳しく詳細な情報を、自社がどんなことができるか?しっかりと掲載するべきです。

そうすれば、お客様はその細かな情報をしっかりと読んで、お店・会社を信頼してくれるようになります。
信頼してくれたら、そのお客様が、そのことで困ったときには、相談をしてくれたり、申し込みをしてくれたりしてくれるでしょう。
そうして、お客様から相談を受け、申し込みを受け、仕事をさせてもらうことによって、また新たな知識やノウハウを得ることができる。
今度はそれをまた掲載することで、今までの情報では届かなかったお客様にも、情報が届くようになり、新たなお客様の信頼をえることができる。。

そんな循環ができるのではないでしょうか。

こういう流れができてしまえば、例え、ライバル企業がホームページの中身をパクったとしても、自社のページは、常にその先にあるわけなので、パクられることは怖くもなんともありません。

むしろ、逆に、そうやってホームページでよい循環をつくったのであれば、今度は同業の皆さんに、やり方を教えてあげて、業界のリーダーとなっていけば良いのではないかと思います。

なんて思うのです。

もちろん、いろいろな業界にいろいろな事情があるので、なんでもこの通りうまく行くとは思いませんが、インターネットが発達してすごい量の情報がすごいスピードで広がる時代です。情報を自分だけで独占して利益を得ようと思っても、限界があります。

インターネットの黎明期から言われる言葉に
「情報は、発信する人のところに集まる」
というものがあります。

情報をどんどん発信していくことで、それを聞いた人は、関連する悩みや質問などを、その人のもとに持ち込むことになります。
そうやって、質問や相談を請けることで、さらに新しい情報を手に入れることができ、結果として、情報を発信している人のところに、もっとも新鮮な情報が集まってくるようになるということです。

こんな考え方を、いろいろと応用していけたらと思っています。

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