カテゴリー: 若者文化

  • オッサンからみた若者文化シリーズ【ニコニコラボ】Connecting【Vocalist】について調べたことを書いてみる。

    【ニコニコ動画】【ニコニコラボ】Connecting【Vocalist】

    40過ぎた禿げかけたオッサンが、ムスメに進められて聞いている。というちょっとアレな現状。

    歳のせいもあり、普段は、niconicoやpixivが醸し出す若者文化には近寄りがたいものを感じるのですが、子ども達や、仕事繋がりの若い衆から情報を得たりしてると、若者文化すげーな。って思う事が多々あります。
    そんなわけで、オッサン(妻子有り40歳超え)が、若者文化に触れて「なんかすげーな」って思ったモノやコトをブログに書いてみたりします。

    【ニコニコラボ】Connecting という動画について

    これを理解するためには、いろいろと学ばねばせねばならないことがありました。

    VOCALOID(ボーカロイド)

    通称ボカロ、初音ミクなどで有名ですね。有名すぎてキャラクターが先行し初音ミクをアニメキャラか何かだと思っている人もいると思いますが、
    もともとはヤマハが開発した音声合成プログラム「VOCALOID」に女性の声をつけて、さらにはキャラクターまで一緒につくって音楽好きな妄想家に売り込んだ、マーケティング的に見習うべきこところの非常に多い商品の事です。
    初音ミクだけでなく、いろいろなキャラクターが声とキャラクターがセットになったパッケージとして販売されています。

    こことか参照
    http://www.vocaloid.com/lineup/vocaloid3/

    ボカロP(ぼかろぴー)

    もともと音楽には疎いため、PCで音楽といえば「MIDI音源」、バーチャルアイドルといえば「伊達杏子」とかを連想してしまうお年頃のために、初音ミクの存在をはじめて知ったときには、音楽好きな妄想家がひとりでお家で遊ぶものかと思っていたのですが、
    やっぱり「IT革命w」後の人たちはスゲーな。って思うのが、このボカロで曲をつくってniconicoなどで発表する人たちがいるんですね。
    その人たちの呼び名が、ボカロのプロデューサー通称「ボカロP」というわけです。
    そういうボカロ文化が発展してくると、その中からヒット曲なるものが出てきます。
    例えば有名なところでは「千本桜」などは、オリコン的なもので記録を打ち立てたり、小説や舞台などにもなっているようです。

    すごいなと思うのは、「音楽が好き」という人で才能ある人たちが、ボカロを使うことで今までにはない発表の場を持つことができたことです。
    インターネットの発展のおかげで、パソコン好きなおっちゃんだった私が、Webプログラマーという職を得ることができた経験を持っている私としては共感できてしまいます。

    歌い手(うたいて)

    そうやって、ボカロPなる人たちが曲を発表しだすと、今度はそれを「歌うのが好き」という人たちが実際に生の声で歌ってみるという人が出てきます。
    そんな「歌ってみた」動画をアップする人たちのことを「歌い手」と呼びます。(歌手ではなく、歌い手)
    歌い手さん達の中でも有名な人たちは、各地でライブを開催したりメジャーデビューしたりといった、リアルな「歌手」としての展開をしている人もいるようです。
    有名なところでは、天月-あまつき- さんなどは、キングレコードよりメジャーデビューして、めざましTVなどにも取り上げられるなど、一般人へ向けた露出もされているようです。

    こんな有名人でなくても、「歌うのが好き」という人が知らない人たちに自分の歌を聴いてもらう場所として、ニコニコ動画やニコニコ生放送などがあるって、これもスゲーことだな。って思いました。

    絵師

    この流れで出てくる「絵師」という人たちは、ボカロPの作った曲や、歌ってみた動画にイラストを提供する人のこと。
    同人誌などの文化は、俺らが若かりし頃からありましたが、ネットの普及とともにその勢いは、ジジイには、もうよくわからんところまで来ているようです。
    けど、ボカロPも歌い手さんも、動画を発表するからにはそこには何かしらイラストや動画があった方が世界観も広がるわけですので、絵がうまい人が活躍する場も発生するわけです。

    ニコニコラボ

    そんなこんなで、ボカロで作った曲を、歌のうまい人が歌い、絵のうまい人や動画づくりのうまい人がその世界を広げていくというこの構図というか文化というか、それを見ているとスゲーなと思うのですが、
    そんな集大成ともいえる曲が上に貼り付けた「Connecting」のような形になって発表されているという事のようなのです。
    ニコニコラボ(最初に見たときニコニコ・ラボかとおもったら、ニコニコのコラボで、ニコニコラボなのだそうです)と銘打った作品はほかにも「Blessing」などがあり、こちらは、100万回以上再生されている大人気動画となっています。
    【ニコニコ動画】【Collaboration】 Blessing 【World Edition】
    こちらは、ニコニコラボの曲に、世界中から参加した歌い手さんが歌っているバージョンです。
    なんかニコニコ発で世界に広がっていき、それがちゃんと作品になっている(それもクオリティ高い)を目の当たりにすると、なんかスゲーっ・・・て、オジイは感動にむせび泣いてしまいそうになります。

    コンテンツツリー

    そんなこんなでニコニコ動画をみていて、おもしろい仕組みだなと思ったのは「コンテンツツリー」という機能です。
    誰かが歌を作ってボカロに歌わせてアップする。それを歌い手さんがカバーする。など基本的に二次創作的に広がっていくこの文化ですが、ニコニコ動画で動画をみているときに画面の隅に「動画情報を開く」という項目があり、それをクリックすることで動画の詳細な情報が開きます。
    開いた情報のなかに、
    コンテンツツリー
    こんな表記があれば、それは何かしらの動画をオリジナルとした二次創作作品であるということがわかります。
    クリックするとこの作品の親作品や、またこの動画を親として派生している子作品を見ることができます。
    こうやって、どの作品がどのように派生しているのか?をたどることができるのは非常に面白いし、作り手たちのやりがいにもつながるのではないでしょうか。

    以上、にわか知識でまとめてみましたが。
    この後も若者文化にも注目していきたいと考えております。