ScotchBoxにLaravelをインストールする

VagrantのScotchBoxにLaravelをインストールしようとすると、composerでエラー。

The following exception is caused by a lack of memory and not having swap configured
Check https://getcomposer.org/doc/articles/troubleshooting.md#proc-open-fork-failed-errors for details

みたいな感じ。
調べてみると、メモリがたりません。ってことらしいです。
ScotchBoxはUbuntuなので、Ubuntuにスワップ領域を追加する処理をします。

Ubuntuでスワップ領域を確保してcomposerでLaravelをインストール

Laravelをインストールする前に、下記のコマンドを実行します。

スワップ用ファイルを作成

$ sudo mkdir /var/swap/
$ sudo dd if=/dev/zero of=/var/swap/swap0 bs=2M count=2048
$ sudo chmod 600 /var/swap/swap

スワップ領域の割り当て

$ sudo mkswap /var/swap/swap0
$ sudo swapon /var/swap/swap0

サーバ起動時に自動的にスワップを割り当てるように処理

$ sudo vi /etc/fstab

最後に一応スワップの状態を確認してみる

$ sudo cat /proc/swaps

上記を行ってスワップ領域の設定が完了したら、あとは通常通りLaravelのインストールが行えるはずです。

$ composer create-project laravel/laravel --prefer-dist

以上です。

参考はこちらでした。
http://qiita.com/scleen_x_x/items/f3fc492bcbf0f6c2896c

Vagrant+Scotch Box にphpMyAdminをインストール

VagrantでPHP開発環境をつくりたいんだけど、最低限PHPとMySQLが動けばいいくらいであとは細かいことは気にしなくていいって、感じの軽い開発のときに、そういう環境がさくっと立ち上げられるScotchBoxが重宝しそうです。
PHPとか新しいバージョンのがはいっているのでLaravelとかも動きます。
ただ、phpMyAdminが入っていない?のか見当たらなかったので、ScotchBoxの立ち上げから、phpMyAdminのインストールまで。

これで、PHPとmySQLが動いている「とりあえずなPHP開発環境は揃うはず」

参考にさせていただいたサイト

Scotch BoxをインストールしてphpMyAdminを動かす

  1. 任意の場所で
    git clone https://github.com/scotch-io/scotch-box.git <フォルダ名>

    これで、フォルダ内に必要ファイルが入ります。

  2. 上記のフォルダを見ると、「Vagrantfile」とうファイルがあるので任意で編集。
    Vagrant.configure("2") do |config|
    
        config.vm.box = "scotch/box"
        config.vm.network "private_network", ip: "192.168.33.10"
        config.vm.hostname = "scotchbox"
        config.vm.synced_folder ".", "/var/www", :nfs => { :mount_options => ["dmode=777","fmode=666"] }
    
    end
    

    上記でいうところの

    config.vm.hostname = "scotchbox"
    

    scotchbox がホスト名になります。私のChromeだと、アドレスバーにscotchboxとだけ打つと検索しにいってしまうことがあって不便だったので、scotchbox.local みたいなアドレスっぽい名前に修正しました。

    config.vm.synced_folder "."・・・・
    

    の “.” がローカルの作業フォルダになります。通常は、上記でcloneしたときに作ったフォルダの中にpublicていうのができててそれが作業フォルダになります。ここを変えると作業フォルダを変更できますが、ここで指定したフォルダの中にpublicというフォルダができてそれが作業フォルダになります。
    例えば、

    config.vm.synced_folder "./www/"・・・・
    

    としたときには、wwwフォルダのなかのpublicフォルダが公開フォルダになります。
    そのままのほうがわかりやすいかも。

  3. あとは
    vagrant up
    
  4. で、環境が立ち上がって先ほど決めたホスト名でのアクセスを確認できたらphpMyAdminのインストールをします。
    まずは

    vagrant ssh
    
  5. ScotchBoxのOSはUbuntuなのでphpMyAdminインストールは
    sudo apt-get install phpmyadmin

    インストール中にいろいろ聞かれますが、
    Webサーバーはapachを選択。
    Configuring phpmyadmin は「No」
    ・・・
    でインストールは終了しますが、このままだと<ホスト名>/phpmyadmin でアクセスできません。

  6. Ubuntuの公式にしたがって
    sudo ln -s /etc/phpmyadmin/apache.conf /etc/apache2/conf-available/phpmyadmin.conf
    sudo a2enconf phpmyadmin
    sudo /etc/init.d/apache2 reload
    

    これでOK。
    <ホスト名>/phpmyadmin
    でphpMyAdminにアクセスできたら成功です。

  7. ちなみに、ScotchBoxが最初から準備してくれているDBへのアクセスは
    ユーザ名:root
    パスワード:root
    です。

以上、まあようするにUbuntuへのphpMyAdminのインストール方法なんですが、まとまった情報がなかったので
まとめ+備忘録を兼ねて。

アドレスが少し変わりました

すでにお気づきかもしれまんが、当ブログのアドレスが少し変わりました。
といっても、各記事のアドレスはかわりません。

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引き続き、当ブログも(なるべく)更新していきたいと思います。

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