Web関連のしごとをしていると外出先でもサーバにアクセスしてファイルを操作しないと行けないことが結構あります。
ChromeアプリのSSHクライアント「SecureShell」
https://chrome.google.com/webstore/detail/secure-shell/pnhechapfaindjhompbnflcldabbghjo
などのアプリもあるのですが、レンタルサーバなどだとSSHで接続できなかったりすることもありますのでFTPで接続できる方法を探しました。
これは実用的だな。というアプリを紹介します。
ShiftEdit
https://chrome.google.com/webstore/detail/shiftedit/lcgmndephhjcabhhjfcmncnhbmgbkpij
ブラウザ上からFTPで接続してファイルを直接編集できるオンラインエディタです。
使い方
- アプリをインストールするか、サイトにアクセスして、ユーザ登録をします。GoogleアカウントやFacebookアカウントでもアクセスできます。
- ログインすると接続情報を新規に登録するための画面が開きます。
FTP接続をしようという人には直感的にわかる内容だと思いますが- Name:任意の名前
- ServerType:FTPを選択(SFTPも選択できますし、GDrive(Googleドライブ)やDropbox(publicフォルダ)などオンラインストレージのファイルも直接開くこともできます)
- Domain:FTPのホスト名(サーバ名)
- Username:接続ユーザ名
- Password:接続パスワード
- Dir:FTPで開くディレクトリ(上記接続情報が正しく入力された状態で[Show]をクリックするとサーバ上のディレクトリから選択できて便利です。)
- Web URL:アクセスするサーバの公開URL(LiveViewという機能があり、ファイル編集画面の隣にブラウザ表示できるのですが、そのためのURLだと思われます。WordPressなどのURLとディレクトリ構造が違う場合エラーになったりするので、入れなくても接続できます。)
- Turbo mode:サーバ側にFTP用のプロキシサーバを手動でアップロードすることでアクセスを早くする機能のようです。これのレポートはまた後日に。^^;
- 最後にTestConnectionをクリックして接続が確認(Connection established)できたら、Saveします。
- するとサーバのファイルがサイドにエクスプローラー的なディレクトリ表示がされるので、あとは開いて編集して保存するだけ。保存することでサーバ上のファイルを直接編集できます。
感想とか
- 接続が若干遅いので、がっつりコーディングするときにはストレスになるかも?。。でも、どちらかというとChromebookでFTPするときというのは、外出先などで少しだけ編集しなくちゃいけない時などがメインだと思いますので、我慢できる範囲だと思います。
- Turbo modeというのがあり、サーバ上に自前のプロキシ(PHPで動作)をアップすることでFTPのやりとりを高速化することができるようです。(英語苦手なので間違ってたらゴメン)今度試してみたい気もします。
セキュリティ的な問題
やっぱり、FTPなのでセキュリティ面が心配ですね。IPアドレスによる接続元制限などはかけておいた方が良いと思います。
サポートページ
https://shiftedit.net/support
こちらに、接続元IPアドレスはこれですよ。って書かれています。
ShiftEditのFTP接続元IPアドレス
- 54.235.66.128
- 54.204.38.137
- 54.197.226.18
私の環境では、接続元IPアドレスとして設定したところ、今のところアクセス制限がちゃんとできているようです。今後変更になったりする可能性もありますので上記URL含めてチェックしていかないとですかね。
ご使用のレンタルサーバに、接続元制限がかけられる機能がある方はお勧めします。
※考えて見ると、オンラインエディタなどには、テザリングやWifiなどと違い、IPアドレスが固定になるので、サーバ側でIP制限がしやすいという面もありますね。
“ChromebookでFTP接続できる。オンラインエディタ「ShiftEdit」” への1件の返信